Power Pages 勉強会

目次

この勉強会は、アーカス・ジャパン株式会社の 社外合同勉強会 を公開する形で実施しています。
こんなことやってます、こんなこと調べましたを紹介する勉強会です。

今回の勉強会は、2022/10/12 に正式リリースされた、Power Pages についてです。

  • Power Pages とは  (アーカス・ジャパン株式会社 沼上)
  • Power Pages を使わないポータル開発フレームワーク (K合同会社 木島 twitter:@kllcjp)

当日の勉強会の動画
👉 Youtube

Power Pages を使って開発を行うのはいつ?誰?

  • エンジニアじゃない人が開発、運営行うとき

  • Dataverse のデータを使いたいとき
    Dataverse とは

  • 取引先企業アクセス、取引先担当者アクセスを使うとき

    →  販売代理店サイトなどを作るときにものすごい便利です

👉  企業の情報システム担当が、社外向けのアプリを作れるというサービスかと思います。

Power Pages での開発の難しさ

  • 大規模開発には向いていない

  • ブラウザでの開発の操作が鈍く、サクサク開発できない

  • フォームとビュー部分はカスタマイズできない

あと、Power Pages で開発する人は、この記事は読んでおいてください。

https://qiita.com/infoshare/items/6ddaafec7660de15d936

Power Pages ではなくスクラッチ開発を考えてみる

  • プログラミング言語は英語より簡単

👉   Power Pages はコーディング不要ということですが、昨今はコーディングもそんなに難しくない

  • デザインも割りと簡単

👉   CSS フレームワークとかテンプレートを参考にすれば、割と簡単にデザインできる

  • 大規模な開発ができる

Power Portal Framework のアーキテクチャ

一覧を表示する場合

const req1 = {
  collection: "contacts",
  select: [
    "contactid",
    "lastname",
    "firstname",
    "emailaddress1",
  ],
};
getList(req1,grid)

レコードを表示する場合

  let req2 = {
    key: row.cell(0).data.toString(),// GUIDを設定
    collection: "contacts",
    select: [
      "contactid",
      "lastname",
      "firstname",
      "emailaddress1",
    ],
  };
  data.record = await getRecord(req2);

データを更新する場合

  let req3 = {
    key: data.record.contactid,// GUIDを設定
    collection: "contacts",
    entity: data.record,
  };
  await saveRecord(req3);

Power Portal Framework

Power Pages を使わないポータル開発フレームワーク 「Power Portal Framework」 は、
以下の特徴があります。

  • Power Pages を使わないため、デザインの制約など、Power Pages 固有の問題はありません!

  • 殆どの作業は通常の Nuxt.js のフロントエンド開発であり、Github で共同開発、ローカル環境でテストなど、大規模開発時にも効率的に開発が行なえます!

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